作品紹介
月下の邂逅、夢のいざない 運命の夏がはじまる
世の怪異を祓う退魔師と学生を兼業する主人公は夏休みを利用し、とある田舎町に滞在し、怪異から住民を守るという依頼を受ける。
相棒の妖と共に長い道のりを行き、辿り着いたのは人と妖が住まう楽園。
不思議な懐かしさを感じるその場所で主人公が出逢うのは――
赤い世界へ誘う夢
蒼間に潜む怪異
失くしたはずの絆
廻る運命に少女はあらがう
キャラクター
物語の主人公
伊織 沙耶(いおり さや)
年齢:17歳
咒符(じゅふ)を使う退魔師兼女子高生。
組織に属さないフリーランスの退魔師で相棒の妖・祇王と共に依頼を受けて活動している。
幼い頃、家族を亡くし、祖母と親交のあった伊織家に引き取られ、愁一郎とは兄妹同然に育った。
「記憶にない、何も知らないのに……どうして懐かしいなんて思うのかな」
俺様な依頼主
八重垣 薙羽哉(やえがき ちはや) CV:小野大輔
年齢:18歳
伊那砂郷(いなさごう)の郷長で主人公の依頼主。18歳。
ちょっと短気で口が悪い。退魔師ではないが、現身・幽体問わず妖を斬る力を持っている。
普段の生活から郷長の業務まで後見人にまかせっきりで、無自覚に依存している。
主人公には不思議な懐かしさを抱いており、戸惑いながらも惹かれていく。
「お前なんか、知らない。けど……懐かしく感じるんだ」
忠義を誓う妖
祇王(ぎおう) CV:代永翼
3年前に主人公に助けられて以来、共に退魔の依頼をこなしてきた相棒の妖。
幼い見た目に似合わず老獪な喋り方をし、暇があればいつも本を読んでいる。
真面目で律儀な性格で、お兄さんぶって主人公に接するが周囲からは祇王の方が弟のように思われているのが不満。
東雲の家に住んでいるが性格的にそりが合わず、一方的に祇王が東雲を嫌っている。
昔、愁一郎の護法童子に師事し、術などを習っていた。
「わしが怖いのはたったひとつ。おぬしに嫌われることだけじゃ」
主人公だけには甘い、凄腕退魔師
伊織 愁一郎(いおり しゅういちろう) CV:竹本英史
年齢:29歳
主人公の血の繋がらない従兄で凄腕の退魔師。
焔の術と護法童子を使役する童子遣い。寡黙で愛想がない為、誤解を受けやすい。
主人公と同じ家で暮らしていたが2年前、突然家を出て行き、それ以来連絡も途絶えていた。
退魔師としては有能だが私生活はかなりだらしがない。
「お前にそう言われたら断れるわけないだろう。――ほら、おいで」
仇を追う鬼斬りの剣士
利光 高虎(としみつ たかとら) CV:谷山紀章
年齢:15歳
主人公と同じ学校に通う後輩。互いに面識はなく、郷で初めて出会った二刀流の剣士。
礼儀正しく、口調も丁寧だがどこか冷めた印象を与える。
愁一郎と同じ組織に属する退魔師だが、命令に背いて伊那砂郷へ潜入し、兄の仇を追っている。
郷で起きた怪異をきっかけに主人公と知り合い、慕うようになる。
「ほっといてください。干渉されるの嫌いなんです」
胡散臭い情報屋
東雲 霖(しののめ りん) CV:小西克幸
二十代半ばに見える年齢不詳の情報屋さん。
愁一郎の知り合いで、何かと主人公の面倒をみてくれている。
人をからかうことが好きで、ふざけたことを言っては怒られて、悦に入るちょっと変わった性質の持ち主。
のんびりとキセルをふかし、傍観者を気取っているが、全てを見透かしたような言動をしたり、
戦う力もないのに夜の郷を徘徊したりとちょっと怪しい行動をとる。
「なんだかきな臭くなってきたねぇ、姫さん? オレも紹介した手前、ちょっと胸が痛むっていうか」
穏やかな従者
安綱(やすつな) CV:浜田賢二
薙羽哉に仕える従者。
薙羽哉の仕事の補佐(というよりも仕事の大半)を行いつつ、八重垣邸の炊事洗濯掃除などの家事一切を受け持っている。
いつ休んでいるのか不思議な人。
料理は玄人はだしの腕前。
「貴女がそう望まれるのであれば。――私はそれに従うまでです、お嬢様」
千年を生きる護法童子
虚空(こくう) CV:藤村歩
愁一郎の使役する、伊織家に代々伝わる護法童子。
愁一郎との仲は主従関係というよりも、出来の悪い弟(愁一郎)と真面目な兄(虚空)という関係。
主人公のことを可愛がり、愁一郎の嫁にしたいと企んでいる。
また祇王に術の手ほどきをしており、師弟関係にある。
見た目に反し、大食漢な食道楽。
「愁と貴女が幸せであること。私が望むのはそれだけです」
きゅーとな猫又姉妹
まだら CV:小幡記子
郷で唯一の喫茶店「きゃふぇ・まだら」を経営する猫又姉妹。
にゃーにゃー賑やかな猫又でお金(小銭)と美少年が好き。
物怖じしない性格で常にハイテンション。
「ぶっちゃん、にゃんかあったかにゃん?」
きゅーとな猫又姉妹
ぶち CV:杉浦奈保子
郷で唯一の喫茶店「きゃふぇ・まだら」を経営する猫又姉妹。
クールで不思議系な猫又。お金(札束)と美少年が好き。
礼儀正しい性格だが姉のまだらに対しては容赦がない。
「姉さん……次、ぶっちゃんいったらその耳殺ぎ落とす」
闇をまとった少女
アヤ CV:結本ミチル
郷に現れた謎の妖。
艶やかな衣装をまとい、主人公を導くような発言をする。
「――とても綺麗な瞳。わたしをそういう風に見る人、好きよ」
残忍な真紅い妖
カガチ CV:斎賀みつき
郷に現れた妖のひとり。愛らしい姿で残酷な物言いをする。
赤い蛇の群れを自分の眷属として引き連れており、それらを使役して戦う。
一度見えた際に祇王に破れており、それ以来祇王に対し、過剰なほど、敵意を露にする。
夕暮れ時、その姿を見たという話もあり。
「助けられた、なんて勘違いしないでくれる?今日は血とかハラワタの臭いを嗅ぎたくない日なだけ」
人に仇なす鬼
壱人(いちと) CV:細谷佳正
郷に現れた妖のひとり。
嘲けた言葉で語り、隠す気のない殺気を纏った外法の剣士。
壱人を追って愁一郎と高虎は伊那砂郷へやってきた。
敵対する主人公を惑わすような言動をし、翻弄する。
「ん~~やっぱり生きてる人間は鮮やかでいいな。斬ったはったの楽しみがある」
壱人に従う人妖
ミク CV:藤村歩
壱人と共に伊那砂郷に現れた妖。
外見よりも精神はさらに幼く、わがままで凶暴。
主人公に対しては敵愾心を剥き出しに接する。
お手製の人形に霊魂を込めた人工の妖を従え、主人公たちと敵対する。
「――ねぇ、とびっきり痛い思いさせてあげるから、動かないでよ」
道を外れた退魔師
太夫(たゆう)
アヤと行動を共にする人間。
寡黙でその真意は見えない。
「………」
三色の鬼
風鬼(ふうき) CV:白石稔
風を操る鬼。長男だが妹ふたりからは兄扱いされていない。
心優しい性格でちょっと気弱。すぐに謝る癖がある。
敵である主人公に対しても紳士的に接し、郷に起こる怪異を
未然に知らせたりと協力的な態度を取る。
「我らは鬼です。鬼を呼ぶモノを身の内に宿す方をわからぬはずがありません」
三色の鬼
水鬼(すいき) CV:甲斐田裕子
水を穿つ鬼。長女。
やや乱暴な物言いをするが、兄妹想い。
三色の鬼
金鬼(きんき) CV:永田依子
鋼を弾く鬼。末子。
たどたどしい舌足らずな口調で恐ろしいことを言う。