作品紹介

――そして、わたしの世界は一変する。

ミマを頂点とする傀儡に支配された世界。
契約者となった少女たちは、その世界に立ち向かう。

キャラクター
羽白 光奈

羽白 光奈(はじろ みな) CV:福圓美里

15歳。高校1年生。本作の主人公。
公立高校に通う、ごく普通の少女。幼い頃に父親を亡くし、母子家庭で育った。
小学生の頃から家事全般で母を助けるしっかり者。
一見すると頼りなく、放っておけない弱さが周囲の庇護欲をかきたてる。
しかし、その反面で、周囲の色に決して染まらない強固な無垢さがある。
その無垢さが周囲の人間の警戒心を解き、誰もが彼女に心を許してしまう。
学校帰りに人形館に通うようになり、そこで「瑠枷」と出会い、
傀儡の争いに巻き込まれ、瑠枷と共鳴し四人目の契約者となる。

ジェシカ・フランソワ・マグリット

ジェシカ・フランソワ・マグリット CV:花澤香菜

10歳。イギリス人の父とフランス人の母を持つ白人の小学生。
父親は英国の外交官で、母親は著名なバイオリン奏者。
光奈の通う高校の近くにあるインターナショナルスクールに通っている。
両親はよく海外に出かけてしまい寂しいため、普通の家庭の生活に憧れている。
それが人を見下したような態度となってしまう。
多感ゆえに、周囲の人が抱えた悩みや寂しさや悲しさに無意識に共感してしまうところがある。
また、それを素直に「優しさ」という気持ちで表せず、そんな自分に苛立ちや自己嫌悪がある。

楊 麗鈴

楊 麗鈴(やん れいりん) CV:伊瀬茉莉也

21歳。若くして中華街きっての高級中国料理店のオーナー。華僑財閥に連なる女性。
人形館の館主である楊 麗鳳、通称グランマの一人娘であり、
この世界の事情に関しては幼い頃から母の英才教育を受けてきた。
だが、幼いころに起きたある事件が母親との間に傷を残す。
その時期から母親に対する反発心を抱くようになり、今に至る。
その傷が時として、彼女の感情の抑制を阻害する。

統神 璃子

統神 璃子(すめらみ りこ) CV:明坂聡美

16歳。光奈と同じ学校に通う同じ学年の少女。
町に住む誰もがその存在を知っているほどの由緒ある屋敷に執事と二人で暮らしている。
両親はいない。無口で暗く、自分以外の世界に対して無関心。
学校でも友達を作らず、周囲とのコミュニケーションを拒絶している。
が、そこには彼女の家系に連なるある秘密が関係している。