作品紹介
罪状、独身。判決――死刑。
18歳になっても結婚できなかった者は、死刑になる。
そんな国に生まれた、様々な男女を描く短編集。
キャラクター

桔梗(ききょう)
『独身監獄』の物語開始時、18歳。
自らの足で独身監獄に入った。
処刑される事を望む。
「私からすれば、適当な相手と結婚しようとしている君たちの方が狂っているさ」

沙羅(さら)
『単独結婚』の物語開始時、18歳。
幼い頃から病弱だったため、結婚を諦めている。
「雅文さんは、本当に優しい方なのですね」

椿(つばき)
『脅迫恋愛』の物語開始時、16歳。
聖也をあざ笑い、脅迫する。
「先輩は、私がいなくなったら……処刑されちゃいますよ?」

雛菊(ひなぎく)
『年齢制限』の物語開始時、14歳。
信治と付き合っている。
「せっかくの日だっていうのに。こんな雨なのも、きっとアンタのせいよ」

茜(あかね)
『恋人死亡』の物語開始時、18歳。
お節介焼きで、困っている人をみると放っておけない。
「私は君を死なせたくない。生きてほしいんだよ」

すみれ
『儀式失敗』の物語開始時、17歳。
幼馴染の直樹と結婚するつもりでいる。
「あららら。困ったねぇ」

小百合(さゆり)
『婚前監禁』の物語開始時、17歳。
幼馴染の明斗の事が好き。
「明斗君、好き。明斗君、愛してる。明斗君、大好き。明斗君愛してる」

自称 ガーベラ
『変人縁談』の物語開始時、18歳。
狐面をとると死ぬと言うが……。
「我はガーベラ!」